キャリアの掛け算研究所とは

キャリアの掛け算研究所とは|学びと経験を、自分だけの強みに変える

点を線に。経験を価値に。

長く仕事を続け、いろいろな経験を積んできた。
それなのに、「あなたの強みは何ですか?」と聞かれると、すぐには答えられない。

そんなことはありませんか?

仕事で身につけた知識。
好きで学んできたこと。
思うようにいかなかった経験。

一つひとつは、ばらばらに見えるかもしれません。
しかし、異なる経験をつなげることで、新しい視点や、自分だけの強みが生まれることがあります。

「キャリアの掛け算研究所」は、専門性を磨き、経験を積み重ね、それらを新しい価値につなげるための考え方と実践方法を発信するサイトです。

1. 「経験の掛け算」とは何か?

一つの専門分野を深く学ぶことは、キャリアの大切な土台です。
しかし、それだけが自分の強みをつくる方法ではありません。

例えば、私は企業の研究開発で「課題を見つけ、仮説を立て、検証する」という考え方を身につけました。
この考え方は、その後に携わった品質保証やリスクマネジメントの仕事でも役立ちました。

研究開発と品質保証は、目的も業務内容も異なります。
それでも、課題を整理し、根拠をもとに判断するという点では共通しています。

ただし、異なる経験を持つだけで、自動的に強みになるわけではありません。

大切なのは、
過去の経験を振り返り、共通点を見つけ、別の場面に活かすこと
です。

これが、この研究所で考える「経験の掛け算」です。

2. 遠回りした経験も、後からつながった

私自身、思い描いていたとおりのキャリアを歩んできたわけではありません。
大学院修士課程を修了したものの、希望する研究職には就けませんでした。
一度は研究と無関係の仕事に就き、その後、研究補助の派遣社員として研究現場に戻りました。

28歳で異分野の企業研究所へ転職。
研究成果を一つずつ積み重ね、34歳で論文博士を取得しました。

その後も企業研究者として研究開発に携わり、研究マネジメント、品質保証、リスクマネジメントへと経験を広げてきました。

さらに、長年好きだった気象の勉強を再開し、50歳で気象予報士試験に独学合格しました。

最初から、これらを一つのキャリアとして計画していたわけではありません。

しかし、研究を通じて培った課題設定や仮説検証の考え方は、別の仕事でも活きました。
また、長い時間をかけて研究成果を積み上げた経験は、新しい資格に挑戦するときにも土台となりました。

経験の意味は、そのときだけでは決まらない。

遠回りに思えた経験も、後から別の経験とつながり、新しい強みになることがあります。

3. この研究所が大切にする3つのこと

経験を自分の強みに変えるために、次の3つを大切にしています。

① 専門性を磨く

好きなことや課題意識を出発点に、知識を深め、実践を通じて使える専門性に育てる。

② 成果を積み重ねる

学んで終わりにせず、研究成果、仕事の改善、資格取得など、目に見える成果につなげる。

③ 経験をつなげる

これまで培った知識や考え方を、別の仕事や新しい挑戦にも活かし、自分ならではの強みを育てる。

専門性を磨く。
成果を積み重ねる。
経験をつなげる。

この3つが、キャリアの掛け算研究所の基本姿勢です。

4. この研究所で学べること

このサイトでは、私自身の実体験をもとに、現在3つのテーマで情報を発信しています。

テーマこんな方に読んでほしい
社会人博士企業で研究成果を積み上げ、論文博士取得を目指したい方
企業研究者の価値創出スキル研究テーマの構想・検証・推進や、成果の価値創出に悩んでいる方
気象予報士試験仕事と勉強を両立し、独学で合格を目指したい方

それぞれの記事では、成功した方法だけでなく、失敗や試行錯誤から学んだことも紹介しています。
今後は、研究マネジメント、品質保証、リスクマネジメントなど、企業で培ってきた実務経験も発信に活かしていきたいと考えています。

まずは、今のあなたに関係するテーマから読んでみてください。

各シリーズの入口はこちらです。

5. これまでの経験を、未来の可能性へ

会社で成果を出すことは大切です。
同時に、そこで身につけた知識や経験を、自分自身の強みとして育てていくことも大切だと考えています。

今の仕事で新しい役割に挑戦する。専門性をさらに深める。別の分野を学び直す。
キャリアの可能性を広げる方法は、転職や独立だけではありません。そして、過去の経験が今すぐ役立たなくても、それが無駄だったとは限りません。

大切なのは、経験から何を学び、それを次にどう活かすか。

この研究所が、自分の経験を見つめ直し、新しい可能性を見つけるきっかけになれば幸いです。

点を線に。経験を価値に。