学科の勉強は、通勤中に進みました。
スマホで一問解く。
わからないことを調べ、気になる点をメモする。
まとまった時間がなくても、一問ずつなら取り組めました。
ところが、実技はそうはいきません。
資料を読み、答案を書き、見直す。
そのための時間を、生活のどこかにつくらなければなりませんでした。
50歳で気象予報士試験に独学合格した私が、大切だと感じているのは、
自分の生活に合った勉強を見つけ、ルーティンに組み込むこと
です。
無計画にはしない。
でも、毎日を細かなノルマで埋めない。
この記事では、私の勉強時間と学習計画を紹介します。
気象予報士試験に、私はどれくらい勉強時間を使ったか
私の学習時間は、おおよそ次のとおりでした。
| 学習段階 | 平日 | 休日 |
|---|---|---|
| 学科中心の時期 | 通勤中に1時間程度 | 2時間程度 |
| 実技対策の時期 | 2時間程度を目標 | 4時間程度を目標 |
実技の時間には、答え合わせや解説を読む時間も含みます。
毎日、必ず確保できたわけではありません。
これは私の学習例であり、合格に必要な標準時間ではありません。
中断した期間もあるため、合格までの総勉強時間は正確にはわかりません。
ただ、時間の使い方はお伝えできます。
同じ試験の勉強でも、この二つは分けて考えていました。
学科は通勤中に。周回ごとに時間のかけ方を変える
学科は、一問ずつ区切って取り組めます。
私は通勤時間を、そのまま勉強に充てていました。
問題を解くだけではありません。
調べものも、復習も、その時間に行っていました。
1周目は、調べて理解する時間まで含める
過去問の1周目は、一般・専門のどちらか1科目について、試験1回分に2日ほどかけました。
間違えた問題はもちろん、正解した問題も理由を確認する。
問題に直接書かれていない周辺知識まで調べていたので、解答を選んだら終わり、とはいきません。
自分の言葉で、なぜ正解なのかを説明できる。
そこを目指して、時間を使っていました。
調べものには、教科書よりネットの情報を使うことが多かったです。
スマホで調べ、気になる点をスマホにメモ。
そのメモを繰り返し読みました。
調べたことを、次の通勤時間にも読み返せる。
スマホは、調べる道具であると同時に、持ち歩く復習メモでもありました。
私の場合は手書きのノートは一切作らず、全てスマホにメモしていました。
2周目は速く確認し、3周目は誤答に集中する
過去問は、毎回同じペースで進めていたわけではありません。
| 段階 | ペース | 取り組んだこと |
|---|---|---|
| 1周目 | 2日で1科目1回分 | 正解の理由と周辺知識まで調べる |
| 2周目 | 1日で同じ科目を2回分 | 理解を確認し、まだ間違える問題を把握する |
| 3周目 | 誤答を中心に進める | 2周目でも間違えた問題を解き直す |
最初はじっくり、その後は確認し、残った誤答に取り組む。
周回によって、時間のかけ方も対象も変わりました。
これから計画を立てるなら、まず一度、問題を解いて、調べて、見直すところまで取り組んでみてください。
私のペースに合わせるより、
自分が理解するために使った時間
を基準にしたほうが、実際の予定を組みやすいと思います。
実技は約2時間。平日と休日で柔軟に配分する
実技には、まとまった時間が必要でした。
時間を測って問題を解き、採点して解説を読む。
私はそのために、約2時間を意識して確保していました。
毎日同じ量をこなすより、週の中で調整していました。
ここでの1題は、「実技1」または「実技2」のどちらか一つです。
もちろん、休日にも使える時間の限りがあります。
「週5題」をそのまま目標にする必要はありません。
平日と休日にまとまった時間を何回取れるか。
まずはそこから、取り組む量を考えてみてください。
演習で残った疑問は、空き時間にも調べた
約2時間で、疑問がすべて片づくわけではありませんでした。
解説を読んでもわからない。
解答に納得できない。
そうした点は、別の空き時間にも調べていました。
問題を解くにはまとまった時間が要る。
でも、残った疑問を確かめる時間は、別につくれる。
実技の勉強も、一度机に向かった時間だけで終わらせていたわけではありません。
演習の予定を入れるときは、こうした確認の時間も見込んでおきたいところです。
学習計画は、大きな目標から今週の予定へ落とし込む
私には、細かな日別のノルマより、大きな目標を置く方法が合っていました。
実技の目標は、「試験日までに過去の試験15回分を2周する」。
実技1・2を合わせた計30題を、2周する計画です。
そこから「今月はここまで」と目安を決め、週の中で平日と休日に配分していました。
整理すると、次の流れです。
- 試験日まで: 取り組む過去問の範囲と、復習の目標を決める。
- 今月: どこまで進めるか、目安を置く。
- 今週: 使える時間に合わせて、演習と復習を配分する。
まだ学習量の見当がつかなければ、最初からすべてを決める必要はありません。
まず試して所要時間を確かめ、目標を置き直してもよいと思います。
シリーズのロードマップでも、計画について次のように書きました。
進み具合を見て、配分を調整する。
計画は、最初に決めて終わりではありません。仕事のある生活の中で進めるには、調整できる余地が必要でした。

目標は2周。実際には約1周半だった
それでも、目標どおりには進みませんでした。
実技は2周を目指しましたが、時間を確保できず、実際に取り組めたのは約1周半でした。
これは私の実績であり、合格に必要な量を示すものではありません。
目標には届きませんでしたが、取り組んだ問題では、わからないことを放置せず、正解の理由まで理解しようとしていました。
計画に入れたいのは、問題を解く回数だけではありません。
見直して、調べて、納得するための時間も必要でした。
合格までの受験経過は、こちらにまとめています。

目標の細かさも、自分に合わせて構いません。
「必ず取り組む範囲」と「余裕があれば追加する範囲」を分ける方法も考えられます。
これは当時の実践ではなく、計画づくりの選択肢としての提案です。
試験日までの目標を、今週の勉強につなげよう
気象予報士試験の勉強で、私が何より大切だと感じたのは継続です。
ただ、毎日欠かさず同じ量を勉強する、という意味ではありません。
私の場合は、学科を通勤時間に組み込み、実技は夜や休日に時間を確保していました。
今週の予定を見ながら、次の三つを考えてみてください。
・学科の一問やメモの読み返しに使える時間
・実技を解き、見直すためのまとまった時間
・予定がずれたときに調整できる時間
当時の自分に一言伝えるなら、
「生活に合った勉強をルーティンにする。その進め方でいい」
です。
次の通勤時間に一問。
実技なら、今週の予定に約2時間の枠を一つ。
試験日までの目標を、まずは実行できる一回の勉強につなげてみてください。

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